$ 0 0 「慶州(キョンジュ)」といえば、古代に新羅の都が置かれていたところ。都の上に広がる旧市街地のほか、仏国寺や石窟庵など、世界遺産に登録されているところは複数ありますが、旧市街地の南方にそびえる「南山」には、山岳信仰に根差した遺跡も点在しており、当地の古代信仰を考える上でも貴重な世界遺産となっています。今回は南山に点在する石仏・石塔をとりあげ、統一新羅時代に花開いた山岳信仰の魅力をお伝えしましょう。